弊社では主に以下の工事を施工しております。
「冷たいものを冷たいまま」「熱いものを熱いまま」保持する“熱を保つための工事”で、地球温暖化防止のための省エネルギー省資源対策です。
具体的には【暖かい空気や冷たい空気を送る空調用ダクト】【水道管や給湯管などの生活配管】【温水・冷水を送る配管】などを保温材で包みます。
屋外に出ている場合は、その上から板金で仕上げを行います。
空調機で作られた冷たい空気は、空調ダクトを通って各部屋に送られ吹き出します。
その際に空気の冷たさを保てなければ、遠いところでは冷房の効きが悪いということになり、冷房温度を下げたり、風量を増加させることにより、無駄なエネルギーが必要となります。
このように、保温工事は「機器の能力を最大限発揮させる」ために熱を保つ重要な仕事です。
ビルでは火災時に炎や煙を逃す「排煙ダクト」、一般家庭・マンションでは「キッチンの排気ダクト」などに施されます。
「火災時の安全を確保する」というもの。
ビルであれば、排煙ダクトが火災を広げないように、また排煙ダクトが火災から守るために、断熱工事が必要となっています。
排煙ダクトや高温排気ダクトへの断熱工事は
→ 消防法でも義務付けられています。
その名の通り音を遮断するための工事です。
ダクトにグラスウールを巻き、その外側を遮音シートで包みます。グラスウールで「吸音」し、遮音シートで「遮音」するという二段構えで、防音効果を高めます。
パイプスペースに居住区域が隣接する場合、上階の住民が水を流したときの音が部屋まで響きます。
水の流れる音が気になって眠れないという人もいます。
→ 音が気になる場合は、遮音工事で改善をおこなう。
「仕事がはかどる」「ぐっすり眠れる」など、静かな環境となる。 雑音のない音楽ホールや演劇場などが確保できる。
レントゲン室等のエックス線が、配管、ダクト等を透過して外部に漏れないように鉛で遮蔽する工事です。
私たちが保温・保冷等で使用する材料は大きくわけて次の3点に分類できます。
これらの主要材を助ける副資材として、防湿材・外装材・補助剤・接着剤・シーリング材等があります。
これら約53種類あまりの副資材を配管、ダクト、機器類の用途に応じて選別し使用しています。
私たちが使用する主要な保温材とは別にプラント工事等で使用される材料としは、 けい酸カルシウム保温材、はっ水性パーライト保温材、発砲プラスチック保温材、硬質ウレタンフォーム保温材があります。